アニメ夜話・259回「けものフレンズ」
2017.04.03 Monday
色々考えさせられる作品でしたね、けもフレ。
サーバルキャットというのがどんな動物なのか、調べてしまいましたよ。
耳が大きいのがとても可愛い。
ハシビロコウなんてのも、本物が面白いのを発見できたし、
近隣の動物園に割と普通に居るみたいなので、見に行きたいかも。
あいつを見てると、恐竜の末裔というのが納得してしまう。
で、最も好きなのはフレンズはツチノコ、CVが小林ゆうで凄く個性的で良かったです。
まぁ実物は見られないので(居たら大発見になる)、このキャラで楽しめるだけで十分。
ちなみにこのツチノコ、シナリオ進行上かなり注目すべき台詞が多いです。
最終回まで見てかなり色々なことが解ってきたと同時に、新たに謎となる部分が出てきて、
まだまだストーリーを続けることは可能でしょう。
実際、追加の作品が制作されることが決定したらしいので、今から楽しみです。
自分の個人的な考察と、謎の部分をまとめると。
1 カバンちゃんは誰?
ミライの帽子が風に飛ばされ、それをアライグマが見つける訳ですが、その時、
ミライの髪の毛が1本帽子に絡まっており、そこからカバンが出てきたようなシーンがある。
カバンはミライのクローン?
2 巨大セルリアン戦にて
ツチノコの指示でタライに水を汲んで巨大セルリアンの脚部にぶっかけるシーンがあり、
これで脚部が石化し、その時ツチノコが「溶岩」という台詞を発する。
3 火山の噴火とセルリアン
火山の噴火でセルリアンが沸いて出るみたいな台詞がどこかで出て、セルリアン=溶岩説が
濃厚になるものの、なぜ熱くないのか、触って火傷しないのか、なぜ明るいものを追うのか、
解らんことも多い。
この作品を最後まで見て思い出すのは、かなり前の伊豆大島での三原山噴火。
島民の脱出を人命第一から最優先し、ペットの犬や猫、或いは小鳥などは全てそのまま。
もちろん森林に居る野生動物もそのまま残し、人は全て居なくなった状態に。
その状態がしばらく続いたはず、実際はどのくらい期間か忘れましたが。
この人が全て居なくなり、動物だけの世界になった状態を、人の目線ではなく、
動物の目線から描いたお話、と考えるとスッキリするような感じです。
動物には迫り来る溶岩が何なのか解らず、ただ非常に強い敵のような存在で、
下手に相手にせず逃げるのが得策という対処も正解でしょう。
人の居なくなった人のための設備というのも、動物には謎の遺跡であり、
何の役にも立たない、或いは役立てる術を知らない存在というのも納得。
ジャパリパーク自体が大きな島で、その中をサファリパークにように人の手で作られたもの
であるなら、前提条件は同じで、やはりジャパリパークでも火山が爆発したみたいなので、
人だけが動物を残して島を脱出したのでしょう。
ミライの台詞から、それは確かだと思われます。
PPPの歌うOPが話題になったと思うのですが、自分は『ぼくのフレンド』という
EDの曲の方が好きです。
この曲はけもフレのための書き起こしではなく、既存の曲を採用したみたいですね。
違うのかな〜?
誰も居ない遊園地の風景をモノクロ写真で見せる演出もGoodです。
http://kemono-friends.jp/