アニメ夜話・第281「装神少女まとい」
2017.09.10 Sunday
第1話みて、この作品これから非常に面白くなるか、有り触れた作品になるか、
何とも微妙なところかな?という印象でした。
しかし実際、話が進むにつれてとても面白くなり、多次元の設定などSF的にも興味があり、
さらに仏教やキリスト教など宗教的な絡みもあって、奥深い作品になっています。
恐らく全て原作のトレースだと思いますが、原作からして良くできているのでしょう。
と思ったらこれ、アニメオリジナルで原作は特に無いみたいですね。
登場人物では草薙ゆまがいいです。彼女が赤いきつねと緑のたぬき(?)という神を宿しており、
これが滅法つよい。
ぶんぶく茶釜状態で敵の強力な結界を破ったのは凄いです。
ストーリーとしても、前出の多次元(高次元)の設定なども有り良くできており、
手塚刑事の設定なども意表を突かれ、かなり視聴者を引き込みます。
この辺は原作が無い(枷が無い)というメリットを生かせた部分なのでしょうか。
クラルスがもうちょっと強くて活躍シーンが出るかと思いましたが、それほどでも無かったですね。
秘密専門機関ファティマの女の子の制服も可愛いのですが(白がベース色なのが特に良い)、
秘密機関なのに目立つだろう!という突っ込みはまぁいいや。
1回変身(装神)すると、変身前に着ていた服が無くなるという変身ヒロインの設定は初めてで、
変身を解くと素っ裸というのもいいですね。
なので主人公のまといちゃんは服をどんどん買わなくてはならず、お小遣いが無くなってきて、
フリマで服を調達せざるを得なくなるという、何ともショボい設定もしっかり出て来るところもいいです。
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