映画「オリエント急行殺人事件」を観る

2017.12.29 Friday

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    既成のポアロイメージを打破する、スタイリッシュポアロが活躍する、

    新名探偵ポアロシリーズ第1弾となるのが本作。

    まぁ、オリエント急行は話の内容が余りにも有名で、自分も事件の内容を知っていますし、

    今更かな〜?という第一印象を払拭できません。

    正直いって、映画を見終わった直後の感想は、ミステリーとか謎解きとか、やはりその辺は

    ちょっと新鮮さが無く見ていて多少の失望感を抱きます。

    しかし本作は、とにかく美術というか映像は凄いです。

    舞台となるオリエント急行列車が凄くて、過去の映像作品では、一等寝台車と食堂車くらいしか

    映像には出ません。しかも雪で立ち往生しているという設定から、走行シーンも僅かです。

    今回の作品はその辺にかなり拘りがあって、まず迫力有る走行シーンがかなり出ます。

    山岳地帯を爆走するシーンは、音響効果も含めて見物、鉄道マニアならなおさらでしょう。

     

    次に今までの名探偵ポアロシリーズの持つ、非常に上品で落ち着いた雰囲気の中で、

    謎解きが進められるのも結構ですが、こっちはかなりアクション要素が多いです。

    ケネス・ブラナー演じるポアロは、キャラクターがかなり独特で、

    また口髭も今回新たに見せるポアロの顔となっています。

    気になるシーンとしては、ブラナーがジョニー・デップと一つのケーキを分け合って食べるシーンがあるのですが、

    このケーキが妙に美味そう。ジョニーは最後までちゃんと食べたのかな?

     

    さてこの、物語の舞台となるオリエント急行なのですが、本物が東京まで走ってきたことがあります。

    ちゃんとロンドンから途中船で輸送され、日本国内では国鉄(当時はJRじゃない)の機関車に牽引され、

    山口県で陸揚げされ東京まで来ました。

    あの超豪華な列車が富士山をバックに走行している写真とかが残っているはず。

    今じゃもう、実現できないでしょうからね。

    折り返しは東京駅の行き先表示板に『ロンドン』とか表示されたんですかね?

     

    http://www.foxmovies-jp.com/orient-movie/

     

    「君の名は」ハリウッドで実写映画化?

    2017.09.30 Saturday

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      コンテンツ不足の映画界、日本のアニメの実写化も多いですが、

      あの大ヒット作品「君の名は」をハリウッドが実写化だそうで。

      そもそもこの作品、劇場で観てきた直後にここで評価しましたが、

      凄く面白い作品でも無いし、あれほどヒットしたのが信じられない、

      というのが率直な感想。

      ただそれでも、今回のハリウッド実写化では、やはり期待できる部分もありそう。

      まずティアマト彗星落下のシーン。

      ハリウッドなら「アルマゲドン」や「2012」などにある似たようなシーンと、

      ほぼ同じような感じで制作されるのかな?と期待してしまう。

      2度の彗星落下で湖が2つでき、それが連結してひょうたん状の形になるのは、

      CGを駆使して見事に再現してくれそうだし。

      口噛み酒を奉納する御神木のあるクレーターの場所も、同じような感じで幻想的に再現されそう。

      逆に都会で(東京で)再会する(出逢う)2人のシーンは、日本の、そしてアニメの感覚を、

      実写化では上手く再現できない感じがして、別作品的に感じるかも知れないですね。

      何となく出来上がって公開されたら、劇場に見に行ってしまいそう。

       

      もう一つ、ソードアートオンラインもハリウッド実写化だそうで、本当なのかな。

      これはハリウッドが得意そうなので、最初から期待できるかな。

      日本ではキャラ人気の度合いが大きいので、空振かも・・・?

       

       

      NETFLIX「BLAME!」を観る

      2017.06.10 Saturday

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        Netflixオリジナルコンテンツ、第2弾として(自分が観た順番です、実際にはもっと沢山コンテンツは有ります)

        「BLAME!」を観ました。

        劇場公開(期間限定で)されていますが、Netflix会員は自宅で観られる訳です。

         

        さて感想ですが、ちょっと難しい話でイマイチだったかな?といったところです。

        原作の漫画が人気で、しかも評価が高いという訳で、原作知らない者としても期待したのですが、

        やや期待しすぎてしまった感があります。

        原作と異なり、物語の視点がズルという少女に変更されているそうですが、

        誰の視点でもそんなに話の見え方は変わらないと思うので、結果同じでしょう。

        「シドニアの騎士」でもそうだったんですが、画面が暗くてよく解らない、という部分もあります。

        CGによる映像なので、緻密に描かれている(表現されている)はずなのですが、

        この辺もちょっと残念ですね。

        まぁ薄暗くないと雰囲気が出ませんけどね。

        シボがかなり背が高いのに驚き、自分の体を自動工場で製造する場合、何を基準にするのでしょう。

        本人の希望で好き勝手に設定できるのかな?

        ラストシーンもよく解らんな、最後の語り部ってズルの孫なのか、廃棄階層に移住して

        何年経過しているのかとか、はっきりとは語られていないですね。

        やっぱり原作知らない人には厳しいと評価せざるを得ないです。

         

        NETFLIX「野武士のグルメ」を観る

        2017.05.16 Tuesday

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          Netflixは他の配信サービスと違い、独自コンテンツの制作も行っており、

          それが魅力で加入した経緯もあります。

          今回その中から「野武士のグルメ」全12話を見終わりました。

           

          「孤独のグルメ」と同じ久住昌之氏が原作で有り、映像化されたそれは、

          何となく似てはいます。

          主演は竹中直人で、これが定年を迎えた一般人の役として非常に良い感じです。

          彼と対比して登場する野武士の役を、玉山鉄二が演じており、これもなかなか良い。

          毎回ゲストの登場人物(必ずしも有名俳優では無い)も、シナリオを盛り上げ、

          かなり良い感じの味付けとなっています。

           

          「孤独のグルメ」とは異なり、料理を紹介するという傾向は殆ど無いです。

          料理に絡む登場人物達のエピソードが主題で有り、それがこの作品の独自性を出して、

          結果いい感じになったと言えます。

          個人的に気に入ったのは、第2話のラーメンと、最終回のハヤシライスかな。

          ラーメンの回は色々笑わせてくれるし、家で作るインスタントラーメンって、

          本当に美味しいよね〜、と共感してしまう。

           

          Netflixが見れる環境の人は、ぜひ見ましょう。

           

          https://www.netflix.com/jp/title/80132738

           

          映画「ゴーストインザシェル」を観る(注:ネタバレ)

          2017.04.26 Wednesday

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            本文中にネタバレ有ります、未視聴の方はお読みにならないでください。

             

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            1995年のアニメ版を観た(劇場じゃ無くてテレビでね)人間からすると、

            そのまんま実写化しただけ、というのが素直で簡素な感想。

            もちろん、細かくはあちこち異なっていますが、基本はそんな感じです。

            なので厳しい感想を言うと、『それほど面白くない』となります。

            新しい何か、がある訳でも無いし、驚くようなエフェクトが観れる訳でも無い、

            斬新さにちょっと欠けるような気がします。

            またオリジナルのアニメ版と比較すると、この実写版の監督と自分とで、

            解釈の違い、ニュアンスの違いが分かって、そんなことが変に面白いです。

            「ああ、この監督はここを、こんな風に解釈したのか〜」みたいな。

             

            ビートたけしが荒巻課長役で出ているのもトピックですが、思い切ったシーンが無く、

            あまり彼を起用した意味が無いように感じます。

            少佐やバドーはまぁいいとして、トグサはイメージに合わないです。

            私が鑑賞したのは2Dの吹き替え版なので、アニメと同じ声優が各登場人物を担当しており、

            かなりイメージは似せてあるような気もしますが、それでもトグサはちょっとね。

            サイトーとかも出てましたが気が付かなかったレベルだし。イシカワ居たっけ?

            驚いたのは、バドーが飼っている犬もちゃんと出たこと。

            拘ってるな、というのを感じますね。

             

            クライマックスの多脚戦車戦ですが、この多脚戦車が超カッコ悪い。

            士郎正宗デザインの美しさを理解してねーな、この監督は、と思いますね。

            実写版にパート2とか出るとは聞いていないので、この先とても変なデザインのタチコマが出る心配は無さそうですが。

             

            http://ghostshell.jp/